焼き物の産地、常滑はもともと陶芸家が多い土地。最近は陶芸家のみならず、多彩なジャンルの作家たちが集まる、クラフトの街として知られるようになりました。
「手と間」にも、常滑を中心にさまざまなジャンルの作家が参加し、それぞれの思いや個性をカタチにした作品を展示販売します。「作品を気に入ってもらい、愛用してもらえることがうれしい」。そんな作家たちの気持ちも伝えたい。そう思っています。
冨田高行
しいたけ農家のかたわら、やきものを作っています。 主に磁器に漆を施した器を制作しています。 形はシンプルで、 表情は木のようにやわらかく、 でも磁器のしっかりとした重さのある ちょっと変わった器です。 「なんでもないけどどこにもない」 そういったものを心がけて制作しています。
布引遥
造形作家。 主に紙を用いたオブジェを制作。 うつろうものを質感に定着させ、 その場へとしつらえています。
her habit jewellery
her habit jewelleryは人の持つ「癖」のような作品を意識して制作しています。 癖というものはその人の性格や育った環境を写します。正式な場ではあまり好ましいものではありません。 ですが人が持つ癖を知ったとき私は密かな喜びを感じます。その人を少し多く知ったように思うのです。 物も同じように、正確に計算された形も美しくありますが、歪な形もまた美しいものです。 その形がどうしてそうなったかという背景を感じ、その物を好きになります。 her habit jewelleryは人や物の持つ癖から魅力を引き出すジュエリーです。
平林真貴子
シルバーや真鍮でアクセサリーをつくっています。葉脈やレースをそのまま金属にしたり、絵を描くようにパッチワークをするように思いつくまま手を動かし、硬い金属に柔らかな表情を与えます。正統派のアクセサリーからちょっとふざけたモノまで並べます。
まり木綿
100種類以上ある有松絞りの中から“板締め絞り”という技法に特化し、今までにないカラフルでポップな商品作りをしています。肌馴染みの良い伊勢木綿を使った手ぬぐいや、手ぬぐいで作った小物、衣類など、日常に寄り添ったものづくりをしています。
※各出展者の出展会場は”出展空間”のページをご覧ください。
はりしごと fuku
リネン、オーガニックコットン、ウール など 天然素材を使い 肌触りがとても心地よく、1日を気持ち良く過ごしていただけるよう、一着一着の生地、釦を選び ワンピース、ブラウス、ドレスなど、大切に縫い上げたお洋服をお届けしています。